死の臨床に活かすコミュニケーション
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10 〈第1部〉コミュニケーションの考え方・とらえ方が適切であれば,病気や障害のために自分の本当の思いや苦しみを適切に表現できなかったり,その困難状況で,自分が本当に何を求めているのか自分ですら分からなくなってしまっている人々の,本当の思いや苦しみに焦点を当て,どのような状況でも,自分が尊厳ある人間として生きていくことができるように支援していくことにある。詳しくは,他項を参照していただきたい。文献1)益子育代:看護師の職場でのストレス軽減法と,患者が満足するコミュニケーションスキル.日本死の臨床研究会・教育研修委員会編:死の臨床とコミュニケーション.p48,人間と歴史社,20032)村田久行:スピリチュアルケアとしての援助的コミュニケーション.田村恵子,河 正子,森田達也編:看護に活かすスピリチュアルケアの手引き.p115,青海社,20123)前掲書2),p1134)前掲書2),p1175)宗像恒次:医療の場におけるコミュニケーション.日本死の臨床研究会・教育研修委員会編:死の臨床とコミュニケーション.p15,人間と歴史社,20036)前掲書5),p17,25,30

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